Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究は①シオニストはなぜ、またどのような意味で自衛を重視する民族概念を強固に持つにいたったのかを解明したうえで、②民族概念に過度に依存しないで歴史や現在を捉えるための効果的な方法を提示することを目的としている。自らは主に1920年代のヘブライ語やロシア語のメディアでの暴力表象を読み解き、国際的に研究者と連携しながら、学際的にヨーロッパ史とパレスチナでの紛争を連関させて捉える方法を確立していく。