Project/Area Number |
23K20474
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Project/Area Number (Other) |
21H00539 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
高島 英幸 東京外国語大学, その他部局等, 名誉教授 (40128434)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 美保子 茨城キリスト教大学, 文学部, 教授 (10331638)
東野 裕子 日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 教授 (20781686)
桐生 直幸 鎌倉女子大学短期大学部, 初等教育学科, 准教授 (50442132)
奥村 耕一 情報経営イノベーション専門職大学, 情報経営イノベーション学部, 講師 (60885599)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,550,000 (Direct Cost: ¥13,500,000、Indirect Cost: ¥4,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥11,700,000 (Direct Cost: ¥9,000,000、Indirect Cost: ¥2,700,000)
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Keywords | プロジェクト型外国語教育 / 課題解決型の英語授業 / 同一児童の経年学習状況調査 / 練習から言語活動へ / 教室における英語使用の必然性 / 練習から言語活動へ教室における英語使用の必然性 / プロジェクト型外国語活教育 / プロジェクト型外国語語教育 / 課題解決型の外国語授業 / 小学校英語 / プロジェクト(課題解決)型カリキュラム / 段階的な練習 / 言語活動 / 深い学び / プロジェクト型カリキュラム / 外国語活動・外国語科 / 練習の精査・精選 / 言語活動の可視化 / タスク活動 |
Outline of Research at the Start |
継続課題のため, 記入しない。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,プロジェクト型外国語教育を通して,同一児童を2年間(第5・6学年),コミュニケーション能力やコミュニケーションに対する態度の変化を調査するもの である。 初年度(2021年度)は文献研究,7社の検定教科書分析,予備調査で実施する単元の構想及び練習教材の考案,2年目(2022年度)は川崎市の公立小学校第5・6学年の児童を対象とした予備調査,その結果分析を行なう。3年目(2023年度)は,予備調査の結果を踏まえ, 本調査として,川崎市公立小学校第5学年を対象とした実験授業,調査研究を実施する。2024年6月まで に分析結果の中間報告を同小学校に行う予定である。 2024年度 は同一小学校で第6学年の同一児童を対象に8・9月にプロジェクト型の授業と9月に昨年度と同一形式(スピーキングテスト,各授業の振り返り,アンケート,単元の振り返り)で調査を実施する。このためのICTを用いた第6学年用の練習問題を7月までに作成・確定,さらに,調査問題を作成し,担当教員との打ち合わせを経て8月に授業を開始し,9月に調査を実施する。 調査後,12月末までに,収集されたデータの分析と中間まとめを行う 。2025年3月末までに,2年間の成果を報告書にまとめ,実施校に調査の結果報告を行なう。最終年度の2025年度は,研究成果報告書を日本語と英語で作成し,国内外の学会でそれぞれ研究成果を公開する。 さらに,成果や結果を実施校等に配布・配信し,検定教科書における学習活動を選択的に活用し,互いに関連のある練習と言語活動をゴールとするプロジェクト型の英語授業の単元を構成し,実施することの必要性を説く。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究は、第5・6学年の「外国語科」の授業内容を,小学校学習指導要領が謳う課題解決型にすることを目的として,① ICTを活用した基礎的な練習と言語活動の開発,② ICTを活用した評価の考案, ③ プロジェクト型カリキュラムの検討を 5年間で調査研究を行っている。 2023年度と2024年度は ,予備調査より得られた結果を踏まえ,本調査として,継続的に同一児童を2年間(第5・6学年)追跡調査している。具体的には,第5・6学年の各学年検定教科書の1単元を選び,検定教科書に配列される学習活動に,ICTを活用した練習教材と発表などのゴールを設定した言語活動を加えたプロジェクト型の単元を考案している。これらの単元を実施後,単元の学習内容に合ったスピーキングテストを行い英語力の向上を測定している。また,アンケート調査や各授業の振り返り,単元の振り返りにより,児童の英語学習に対する意欲や自信などの変化を質的・量的に調査している。現在,得られた結果を分析中である。 以上の調査研究は,「児童の 英語力の育成を図りたい」という研究協力校の積極的な参加協力を得ることができ,おおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
調査研究4年目の2024年度は,前年度と同一の川崎市公立小学校にて,第6学年を対象とした実験授業,調査研究を8月~9月にプロジェクト型の授業と2023年度と同一形式(スピーキングテスト,各授業の振り返り,アンケート)で調査を実施する。 このためのICTを用いた第6学年用の練習問題を2024年7月までに作成・確定し,さらに,調査問題を作成し,担当教員との打ち合わせを経て8月に授業を開始し,8月末~9月に調査を実施する。 調査後,12月末までに,収集されたデータの分析と中間まとめを行う 。2025年3月末までに,2年間の成果を報告書にまとめ,実施校に調査の結果報告を行なう。 最終年度の2025年度は,研究成果報告書を日本語と英語で作成し,国内外の学会でそれぞれ研究成果を公開する。さらに,成果や結果を実施校等に配布・配信し,検定教科書における学習活動を選択的に活用し,互いに関連のある練習と言語活動をゴールとするプロジェクト型の英語授業の単元を構成し,実施することの必要性を説く。
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