Project/Area Number |
23K20479
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Project/Area Number (Other) |
21H00546 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Komazawa University |
Principal Investigator |
上田 倫史 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (30343627)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大和田 和治 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (00288036)
筒井 英一郎 北九州市立大学, 基盤教育センター, 准教授 (20386733)
大矢 政徳 明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (60318748)
中野 美知子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 名誉教授 (70148229)
阿野 幸一 文教大学, 国際学部, 教授 (70400596)
浅利 庸子 早稲田大学, 商学学術院, 専任講師 (70631331)
柏木 哲也 北九州市立大学, 基盤教育センター, 教授 (80369925)
根岸 純子 鶴見大学, 文学部, 教授 (10708960)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥16,770,000 (Direct Cost: ¥12,900,000、Indirect Cost: ¥3,870,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2022: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | 英語4技能 / 新学習指導要領 / 技能統合型評価 / コミュニケーション力評価 / 英語教育 / 新指導要領 / 英語コミュニケーション能力 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、学習指導要領の改訂による教育効果、及び総合的コミュニケーション力の育 成のための評価と方法を研究することが目的である。以下の5点をResearch Questionとする。RQ1: 新学習指導要領に基づいた英語教育が、4技能にどのような効果をもたらすか?RQ2新・旧学習指導要領のもとでの中学・高校での教育効果に違いがみられるのか?RQ3:4技能を複数の能力を組み合わせて評価する技能統合型評価にどのような教育的効果があるか?RQ4:高度で論理的な統合的コミュニケーション力の育成と評価として、技能統合型評価は効果的か?RQ5:論理的な英語力育成のための評価、指導とはどのようなものか?
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は次のことを行った。(1)新学習指導要領に基づいて作られた、高校英語の教科書「英語コミュニケーション2」及び「論理・表現2」のコーパスを作成し、テキストの特性の分析をおこなった。語彙量にかなりの変化がみられるとともに、文法問題の減少等が見受けられた。また、旧指導要領に基づいて作られた英語教育との質的違いについても比較を行った。(2)昨年度に続き、統合型英語力の測定方法の開発のために、リーディングののちにサマリーを書き、それを評価するシステムの開発を引き続き行った。また、リーディングを行った後に、口頭でサマリーを話してもらう課題についても実験を行った。評価をどのようにすればよいかについて、文法、言いかえなどの細かい点はライティングのサマリー判定のために開発した方法により診断を行い、全体的な評価、論理構成の評価は別で開発を行った。評価点については引き続き次年度で検討することになっている。(3)インターラクションの評価についは、昨年度に引き続き協力いただいた中学校で特定のテーマに基づいて制限時間内に意見を述べあるデータを収集し、データを評価を行った。インターラクションの特徴をより特定できる評価基準を議論し、改定を行った。また、新たな中学校の居力校からデータの収集を行った。新たな評価基準を基に、評価を現在継続中である。(4)論理的思考、クリティカルシンキング、議論力を涵養するライティングの教材の開発を行うとともに、その評価とアドバイスをするシステムの開発を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
議論の能力を育成するライティング教材の開発は終わったが、研究協力者の職場の移動により、実際にその教材を使ったデータ取集が行えず、予定がずれてしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
新指導要領に基づく英語教科書「英語コミュニケーション3」及び「論理・表現3」のコーパスを作成し、テキストの特性を分析する。インターラクションの研究においては、新たに作成した評価基準に基づき中学生から収集したデータを評価を行う。また、同じデータを使い、教育目標として定められている教育項目が話してこうかとして出てくるのか、また教科書のインプットとしての効果がどのようなものかをformulaic expressionsの分析から確認を行う。技能統合型評価としてのオーラルサマリー、ライティングサマリーについても引き続き評価方法、システムの改良と分析を行っていく。議論能力を育成するライティング教材の開発については、研究協力者の協力を得て、データ収集を行い、評価方法、教材の妥当性について分析を行っていく予定である。
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