Project/Area Number |
23K20706
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Project/Area Number (Other) |
21H00867 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
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Research Institution | Naruto University of Education |
Principal Investigator |
伊藤 直之 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (20390453)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金 ヒョン辰 筑波大学, 人間系, 准教授 (10591860)
井田 仁康 筑波大学, 人間系(名誉教授), 名誉教授 (20203086)
溝口 和宏 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 教授 (30284863)
中原 朋生 環太平洋大学, 次世代教育学部, 教授 (30413511)
宇都宮 明子 島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (40611546)
志村 喬 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (70345544)
山本 隆太 静岡大学, 地域創造教育センター, 准教授 (80608836)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥16,510,000 (Direct Cost: ¥12,700,000、Indirect Cost: ¥3,810,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 社会正義 / 社会科教育 / 再文脈化 / ケイパビリティー / アジア / 強力なペダゴギー / 強力な知識 / 強力な学問的知識 / ヨーロッパ / 授業開発 |
Outline of Research at the Start |
本研究では,欧州を基点にした国際プロジェクト「ジオ・ケイパビリティーズ」の第3段階「社会正義」研究に参画する。そして,欧州諸国の理論と実践を日本の社会科教育の文脈に適用し,社会正義を志向する授業実践を創造する。研究の過程で,欧州およびアジア諸国を対象に,同理論のインパクトについての調査を実施し,米国で顕著な「社会正義」に関する研究動向と比較しながら,アジアの文脈を踏まえた授業研究を行う。そして,国際授業研究会の開催によって教師の職能形成をねらう。最終的には,主体性溢れる教師による授業実践を経て,研究成果をアジアの子どもたちに還元し,社会正義の実現へ寄与することをめざす。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度にはCOVID-19の影響も依然として続いていたため,科研分担者とともにオンラインにて研究打ち合わせを行った。また,規制の緩和を受けて,シンガポールにおける調査に着手した。国立教育研究所のアイビー・タン氏への聞き取り調査のほか,同氏の紹介でイーシュン地区のジュニアカレッジを訪問し,地理授業担当のゴウリ氏への聞き取り調査のほか,授業観察を行った。 その他,韓国との連携によって,オンラインで日韓地理教育学会共同シンポジウムが開催され,本科研の分担者である金ヒュン辰氏と山本隆太氏が「気候変化と持続可能な世界」のための地理教育をテーマにして登壇した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19の影響による渡航制限のため,海外調査が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
規制の緩和を見据えて,海外調査や国際共同研究に着手する。
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