Project/Area Number |
23K20707
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Project/Area Number (Other) |
21H00868 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
藤井 康子 大分大学, 教育学部, 准教授 (10608376)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西口 宏泰 大分大学, 研究マネジメント機構, 准教授 (10274739)
麻生 良太 大分大学, 教育学部, 教授 (10572828)
花坂 歩 大分大学, 教育学部, 教授 (20732358)
畑山 未央 植草学園大学, 発達教育学部, 助教 (60759124)
岩坂 泰子 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (80636449)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥12,740,000 (Direct Cost: ¥9,800,000、Indirect Cost: ¥2,940,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2021: ¥5,980,000 (Direct Cost: ¥4,600,000、Indirect Cost: ¥1,380,000)
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Keywords | 教科等横断型学習 / 芸術教科 / STEAM教育 / 教科融合型学習 / カリキュラム・マネジメント / 美術教育 / 芸術教育 / 質問紙調査 / 実地調査 / 教科横断型学習 / 総合的な学習の時間 / カリキュラムマネジメント |
Outline of Research at the Start |
小学校及び中学校において、児童生徒が“つくること・表現すること”を通して探究的に学ぶSTEAM型学習モデルカリキュラムを構築する。具体的には、STEAM教育におけるA(Arts)を中心としながら4つの学問的視点(芸術,科学,言語,社会学)の知識及び技能が横断・融合する単元設計を行い,パフォーマンス課題のルーブリック等を開発し,教育実践を通して学習効果を明らかにする。芸術体験や科学体験を通して児童生徒の固定観念を揺さぶり,“自由な発想”で“答えに辿り着くまでに時間を要する問い”に取り組む粘り強さ,探究心を喚起するとともに感性や表現力,創造的思考力,自己肯定感を育む学習モデルを開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
・理論的研究:海外のSTEM/STEAM教育の視点が取り入れられた美術の教科書や関連文献の収集、文献検討を行った。本研究が提案する学習への援用方法と実践を通した学習理論の構築に取り組んだ。 ・学習モデルカリキュラムの開発:現行学習指導要領の枠組みにおいて、図画工作科をはじめとする芸術表現と多様な体験活動を活かしたSTEAM教育を志向する教科横断的な教育課程の構築に取り組んだ。公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団、大分県立九重青少年の家、佐伯市地域産業教育促進協議会と連携し、研究協力者が所属する大分県内の小学校の第6学年を対象として、総合的な学習の時間と芸術と科学が融合した創造活動や科学体験との一体化を図り、図画工作科や音楽科、理科、社会科、外国語科、家庭科等の学習内容とつながる探究的な学習の単元「地域の自然を学び、地域の未来を考える」を開発し、実践を通して学習の教育効果を検証した。 ・評価スケール及び指導教材の構築:前年度と同様、本研究が提案する教科等横断型学習と児童の非認知能力との相関・因果関係をみることを目的に、大分県内の小学校2校(実験群と対照群)に質問紙調査を実施した。その結果、教科等横断型学習を実施した児童は、実施していない児童と比較して特殊的好奇心と根気が向上し、児童の非認知能力の向上に影響を及ぼすことが示唆された。 ・研究成果の発信:小学校における実践研究や文献調査研究の成果等をまとめ、研究代表者や研究分担者、研究協力者が所属する学会等において研究発表を行った。研究協力者が所属する小学校の自主公開研究会において授業実践の公開と研究成果を報告し、県内外の有識者、教育委員会、近隣校の教職員、地元企業、大学生等とともに研究協議を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
理論的研究や実践研究について、当初の計画通りに研究が遂行できているため。
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Strategy for Future Research Activity |
国内の研究協力者が所属する学校(中規模校)において実践的な研究を進めるとともに、海外の現地協力者(大学及び学校)との研究交流を進める。
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