Project/Area Number |
23K20726
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Project/Area Number (Other) |
21H00896 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Nakamura Gakuen College |
Principal Investigator |
井上 仁 中村学園大学, 流通科学部, 教授 (70232551)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
天野 由貴 帝京大学, 理工学部, 講師 (10988702)
中野 由章 工学院大学, 教育推進機構(公私立大学の部局等), 教授 (80388686)
隅谷 孝洋 広島大学, 情報メディア教育研究センター, 教授 (90231381)
多川 孝央 筑紫女学園大学, 文学部, 准教授 (70304764)
安武 公一 広島大学, 人間社会科学研究科(社), 准教授 (80263664)
後藤 浩士 九州共立大学, 経済学部, 准教授 (20808852)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥9,100,000 (Direct Cost: ¥7,000,000、Indirect Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | 学習分析 / 個人情報管理 / データリテラシー / ラーニングアナリティクス / 個人情報 / データ倫理 / 学習履歴 |
Outline of Research at the Start |
本研究では,弱い立場のステークホルダーを考慮した学習環境の構築と運用を通して,学習者の個人に関する情報を安全に利活用するための管理手法の構築と,その有効性を検証するための実証実験を行う。具体的には,学習者の属性や学習内容の相違によって個人に関する情報や学習履歴の提供に関する意識の相違があるのか,利用者にとってメリットがあれば,これらの情報の提供に躊躇はないのかを調査する。また,個人に関する情報や学習履歴の蓄積の適切な管理手法について実証実験をとおして検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究プロジェクトは、個人情報をめぐる社会的背景において効果的なラーニングアナリティクスの研究を進める上で、学習者の年齢・職業・学習環境・学習 内容の相違によっても個人情報や学習履歴の提供に関する意識の相違があるのか、また、学習者にとってメリットがあれば、これらの情報の提供に躊躇はないのかを調査することを大きな目的としている。さらに、個人情報や学習履歴の蓄積と利用範囲 (提供範囲) は、学習環境を取り巻くステークホルダー (学習者、教員、組織、ラーニングアナリティクス研究者、教材開発者) によって異なる。これらの情報を安全に保存しつつ、適切に管理する手法について実証実験をとおして研究している。 本年度は、昨年度実施した大学生と同世代の社会人に対して実施したデータプライバシーと著作権に関するアンケートを分析し、その結果を研究会で発表した。 また、日常的なコミュニケーションツールであるLINE上で簡単なクイズを提供できるシステムをこれまで試作してきた。本システムを通して、個人情報や学習 履歴の提供と蓄積に関して、実際のサービスを利用開始する際に、学習者の同意や意識について調査することにしている。調査のために、多くの利用者を獲得する必要があることから、試作システムをさらに正式リリースするとともに機能を強化するための設計を昨年行ったが、今年度はさらに検討を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
一昨年度の海外動向調査の遅れから、昨年度のアンケート実施が遅れ、その結果としてアンケートの分析が遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度に向けて、当初計画を実施できるようエフォートを増やし、また研究の効率化を図る。
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