Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究は、エピオミクスの学理を確立し、1分子レベルで生体分子の分子修飾やダメージを把握することを目指す。疾病や環境変化に伴う生体への影響を理解するため、ナノナノギャップ流路を集積したデバイスを用いた1分子量子計測法で、DNA/RNAの稀少エピ分子、に焦点を当てる。これにより、修飾された分子の種類と配列の関連性を明らかにし、疾病や環境変化の影響を1分子レベルで解明。特に、細胞内マイクロRNAに注目し、核酸修飾のシグナル計測からデータベース、前処理技術、計測デバイスの改良までを進め、miRNAの高精度識別プラットフォームを構築する。これにより、疾病診断や治療法開発に貢献し、社会課題の解決を目指す。