Reveal of the theanine effect in the brain with antidepressant based on derivatization imaging MS.
Project/Area Number |
23K21178
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Project/Area Number (Other) |
21H02133 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 38050:Food sciences-related
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Research Institution | Fukushima University |
Principal Investigator |
平 修 福島大学, 食農学類, 教授 (30416672)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 至 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (30612709)
前島 裕子 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (40438669)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥13,780,000 (Direct Cost: ¥10,600,000、Indirect Cost: ¥3,180,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
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Keywords | イメージング / 質量分析 / うつ病 / テアニン / モノアミン / うつ |
Outline of Research at the Start |
テアニンがうつ病時の脳内神経伝達物質・各受容体の働きを改善することの証明には大きく2つの問いがある。(1)テアニンが及ぼす抗うつ効果(脳への働きかけ)の機序はどのようなものか?。(2)うつ病の原因とされる3つの仮説は、脳全体を俯瞰的・網羅的に調べた時にそれぞれ独立して状態で発症に繋がるのか、それとも関連性はあるのか?。これらの問いの解答にイメージングMS技術と分子生物学手法を合わせて挑む。
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Outline of Annual Research Achievements |
うつ病は目に見えない精神的要因がトリガーとなり情報伝達能低下を誘引する疾患とされるが、明確な原因・病態が不明で根治が困難とされている。現在、うつ病が発症する原因として、①脳内神経伝達物質(ドパミン、セロトニンなど)の減少、②脳内受容体の機能異常、③脳由来神経栄養因子(Brain-derived neurotrophic factor, BDNF)の減少などが挙げられてはいるが仮説の域を出ない。本申請では、うつ病の科学的な機序の解明と予防・改善に「食」をもって挑む。具体的には、申請者独自のイメージング技術を用い、神経伝達物質およびBDNFの局在とそれらの増減、ならびにグルタミン酸-N-Metyl-D-Asparatate(NMDA)受容体活性を視覚的に明らかにすることによってうつ病の病態機序を理解することである。 社会的敗北モデルで、うつ状態を作成する際に、テアニンを摂取した群と非摂取群では、テアニン摂取群ではうつ度合いが抑えられていた。 テアニン摂取・非摂取の脳内物質局在を解析すると脳内DA(快楽系)とGABA(抑制系)がテアニン摂取群で増加する事を視覚的に捉える事に成功した 脳採取時に同時にマウスの体毛も採取し、分析したところ、テアニン摂取群と非摂取群では、15個の物質の変動が見られた(うつのバイオマーカー候補)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
脳内物質の変動を見るにとどまらず、体毛からも変動物質を見出すことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、脳と毛の両者を分析し相関があるかを検証する。相関があれば非侵襲サンプルからうつ度合を判別できる
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)