Elucidation of novel mechanisms of essential hypertension development: focus on exosome
Project/Area Number |
23K21278
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Project/Area Number (Other) |
21H02370 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 42020:Veterinary medical science-related
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
山脇 英之 北里大学, 獣医学部, 教授 (60399607)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,420,000 (Direct Cost: ¥13,400,000、Indirect Cost: ¥4,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2021: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
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Keywords | エクソソーム / 高血圧 / 循環器 / 高血圧症 / 多臓器連関 / 細胞外小胞 |
Outline of Research at the Start |
本態性高血圧症の罹患率は我が国で非常に高く心疾患のリスクになるが、その根本的な原因因子は特定されていない。エクソソームは種々の分子種を内包し、細胞間の情報伝達を介して様々な疾患の病態を制御する。また、疾患の病態制御には複数の臓器間の相互作用を介した臓器連関が重要である。本研究は、モデル動物を使用して、1)本態性高血圧症の病態制御に関わる血漿中エクソソーム由来の因子を同定するとともに、2)その作用機序について多臓器連関を介した機構に着目して解明することを目的とする、研究計画である。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、1)本態性高血圧症(高血圧症の大部分を占め、放置すると心不全や心筋梗塞、脳梗塞といった致死性の循環器疾患のリスクとなる原因が不明の高血圧)の病態制御に関わる血漿中エクソソーム(体の細胞から分泌される小型の小胞)由来因子を同定するとともに、2)その作用機序について多臓器連関を介した機構に着目して解明する、ことを目的として計画した。エクソソームと臓器連関に着目し検討を行う本研究の研究成果により、本態性高血圧症に対する新規の病態メカニズム解明と、画期的な治療・診断法の提案につなげることを最終的に目指すものである。本年度は、先ず、本態性高血圧症モデル動物において血圧変化に関わる血漿由来エクソソーム中の因子探索に関する検討を引き続き行った。昨年度に、自然発症高血圧ラット(spontaneously hypertensive rats: SHR)と対照のWistar Kyoto rats (WKY)の血漿からエクソソームを単離した後、エクソソームからタンパク質を抽出して、2次元電気泳動解析を行い、質量分析による解析を行った結果、両群で発現レベルに差があり、血圧変化に関わる可能性のある2つのタンパク質の候補を見出すことが出来た。これらのタンパク質発現レベルがSHRとWKYで差があるかをウエスタンブロット法で解析したが、明確な結果を得る事が出来なかった。そこで、血漿由来エクソソーム単離法の再検討を行った。また、本態性高血圧症モデルに加えて、肥満・2型糖尿病による高血圧症モデルの血漿由来エクソソームの解析にも着手し、比較・検討することとした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本態性高血圧症モデル動物の血漿由来エクソソーム中の原因因子を同定するに至らず、再検討を行う事とした為。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、血漿由来エクソソーム中の高血圧原因因子の同定を多面的に進めて行くこととする。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)