Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究では(1)アルツハイマー病の病理に応じて特異的に現れる膜分子動態異常は何か? (2)アルツハイマー病の進行を反映する膜分子動態異常は存在するか? (3)膜分子動態異常がどのように神経機能の異常や細胞死をひきおこすのか?という問いに答える。様々なアルツハイマーモデル神経細胞やヒトiPS細胞において複数の膜分子の分子動態を1分子レベルかつ網羅的に計測し、アルツハイマー病の発症と進行に伴っておこる膜分子動態異常を見出し、原因となる異常タンパク質の生成から神経細胞死に至る分子機構を解明する。