体表呈色を解き明かす張力を引き金とした新規メラニン輸送小胞の形成原理
Project/Area Number |
23K21313
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Project/Area Number (Other) |
21H02491 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 44020:Developmental biology-related
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Research Institution | Okayama University of Science |
Principal Investigator |
田所 竜介 岡山理科大学, 生命科学部, 准教授 (50425633)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,160,000 (Direct Cost: ¥13,200,000、Indirect Cost: ¥3,960,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
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Keywords | メラノサイト / ケラチノサイト / メラニン / 細胞間輸送 / オルガネラ / メラノソーム / 表皮細胞 / メラニン色素 |
Outline of Research at the Start |
表皮内のメラノサイトは、色素を含むオルガネラ(メラノソーム) を、周囲の表皮細胞に輸送することで表皮を着色する。この仕組みを理解することは、基礎生物学的に重要であるだけでなく、我々のQOLを向上させる上の基礎をなす。皮膚が色付くプロセスの全容解明に向けて、申請者独自の発想と解析技術を駆使して、メラノサイトから発せられるメラニン色素輸送小胞の形成メカニズムの解明を目指す。体表の部位の違いなど、呈色の多様性にも注目し、申請者が見出した複数の輸送小胞がどのようにコーディネートされてメラニン呈色が確立されるのかについても理解を深める。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は体表のメラニン呈色時に生じるメラノサイトから表皮ケラチノサイトへのメラニン色素輸送のメカニズムを解き明かすことを目標として、自身が確立したニワトリ胚表皮の解析系において見出した大型の輸送小胞の形成メカニズムの解明を目指す。この大型小胞の形成のメカニズムは現時点で全く未知のものであり、本研究を通して、メカニズム解明の糸口となる現象を基礎的な観察を収集することからはじめる必要がある。本年度は、研究計画に従って、大型小胞の形成を観察するための種々の分子プローブの作成を随時おこなうとともに、解析手法の向上も図った。研究期間中に解析用顕微鏡の故障により解析に遅れが生じ、一部新たに設置した機器に適した条件検討をする必要が生じたが、分子プローブを用いて小胞形成の解析も進行できた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究計画に沿って分子プローブの作成やそれらを用いた解析を計画通りに進行できた。しかしながら、小胞形成を解き明かす糸口となる分子レベルの現象を掴むまでには至らなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
分子プローブによる観察をより鮮明に捉えるために、必要に応じてより蛍光強度の高い蛍光タンパク質に変えるなどの改良を加え解析を進める。新型の機材での観察の条件も徐々に整い、効率化も図れると期待される。研究協力者の技術向上にも努め、より解析効率を高め、目標の達成に向けて努力する。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)