Construction of a distributed control all-optical network utilized flexibly according to service demands
Project/Area Number |
23K21661
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Project/Area Number (Other) |
21H03433 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 60060:Information network-related
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Research Institution | Kogakuin University |
Principal Investigator |
馬場 健一 工学院大学, 情報学部(情報工学部), 教授 (60252722)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山岡 克式 東京工業大学, 工学院, 教授 (90262279)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,160,000 (Direct Cost: ¥13,200,000、Indirect Cost: ¥3,960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥6,110,000 (Direct Cost: ¥4,700,000、Indirect Cost: ¥1,410,000)
Fiscal Year 2021: ¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
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Keywords | エラスティック光ネットワーク / 分散制御 / 資源割当アルゴリズム / 空間分割多重 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、様々なサービス要求に応じてネットワーク資源を柔軟に提供できる分散制御型の全光ネットワークを実現する。高度なネットワーキング技術を要するマルチコアファイバによるネットワークにおいて、エラスティック光ネットワーク技術と分散型制御手法を用いて、断片化を抑えた光パス設定を行うことにより、ネットワーク資源を効率的に利用しつつ、サービス要求に応じて柔軟にネットワーク資源を提供できるようにする。さらに、それらの機能をもつ複数のネットワークとネットワーク組織間の制御プロトコルの開発により、大規模な自律分散型全光ネットワークを構成する手法を確立する。
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、前年度に引き続き(3) マルチコアファイバで構成された全光ネットワークにおけるパス設定手法の確立、に取り組むとともに、(4) 複数組織で構成された全光ネットワークにおけるパス設定手法の確立、に取り組んだ。 (3)では、マルチコアファイバを用いたネットワークにおいて、各リンクの容量、コア数が異なる場合に、制御メッセージによるリンク情報を伝達する手法ならびにそれらの情報から適切にパス設定を行う手法を提案し、それらの効果を評価した。 また、重畳技術を用いて同一スロットに複数のパスを設定する手法について、経路制御も含めて検討した。先行研究として、EON に無線通信分野で研究が進められている重畳符号化技術を適用し、新規のパス要求収容時、及び設定済みの光パスの再配置による重畳化を行う手法が提案されており、パス要求の棄却率低減や周波数スロットの断片化抑制などの効果が示された。しかし、先行研究では重畳符号化を適用できずに通常パスとして収容される場合の制御はそれほど考慮されておらず、最短経路で収容される通常パスによって一部のリンクに負荷が集中し、新規パス要求の棄却要因の一つとなっていた。そこで、本研究では偏りのあるリンク負荷を分散させパス要求の棄却率を低減させることを目的とし、ネットワーク状況から算出される経路コストをもとに経路選択を行うリンク負荷分散手法を提案した。シミュレーションによる評価の結果、従来手法と比較して負荷の偏りが分散され、パス要求の棄却率を低減させることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初予定した研究計画に基づいて着実に実行し、国際会議を含む雑誌論文3件、研究会など学会発表2件とその成果を発表している。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画に従い、研究を推進する。
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Report
(3 results)
Research Products
(23 results)