Project/Area Number |
23K21684
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Project/Area Number (Other) |
21H03472 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 61020:Human interface and interaction-related
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
坂本 大介 北海道大学, 情報科学研究院, 准教授 (00556706)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
志築 文太郎 筑波大学, システム情報系, 教授 (20323280)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,550,000 (Direct Cost: ¥13,500,000、Indirect Cost: ¥4,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2021: ¥8,320,000 (Direct Cost: ¥6,400,000、Indirect Cost: ¥1,920,000)
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Keywords | 視線インタフェース / ハンズフリーインタラクション / ユーザビリティ / 作業負荷 / ユーザインタフェース |
Outline of Research at the Start |
視線インタフェースは手を使わないハンズフリーなインタラクションを実現する基盤技術であり、人や機械との接触を伴わないことから特に感染症対策に有効なインタフェースである。しかし、現状の視線インタフェースは他のインタフェースと比較して低速で利用負荷が高いという問題がある。本研究課題においては、バーチャルリアリティ(VR)環境での3次元的な視線インタフェースでの眼球運動の特徴にもとづいたターゲット選択技術の検討と、汎用的なグラフィカルユーザインタフェース(GUI)環境における2次元的な視線インタフェースでのターゲット選択予測技術について検討を行い、利用時の性能評価を通して提案手法の有効性を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
視線インタフェースは手を使わないハンズフリーなインタラクションを実現する基盤技術であり、人や機械との接触を伴わないことから特に感染症対策に有効なインタフェースである。しかし、現状の視線インタフェースは他のインタフェースと比較して低速で利用負荷が高いという問題がある。本研究の目的は、現状の視線インタフェースの問題を改善するべく、高速かつ低負荷な視線インタフェースを実現する手法を探ることである。
この目的に対して、令和5年度においては下記の研究開発項目を実施した。1)極端な視線角度領域を活用することによって、バーチャルリアリティ空間における視線滞留時間を用いた高速なオブジェクト選択手法の検討を進めた。人の眼球の左右方向の移動量の最大値は45度程度であることが知られているが、一方で人は通常25度までの領域でしか眼球を動かしていないことが知られている。これまでに、この25度から45度までの領域にターゲットを配置することで、正確かつ高速なインタフェースを実現してきているが、これをより複雑な状況(具体的には、選択対象が密に接している状況)におけるターゲット詮索手法を模索した。2)低負荷な視線インタフェースを実現するために、機械学習によるユーザの視線動作の意図推定技術による視線インタフェースの高度化に取り組んだ。本手法では視線の滞留を検知し、その段階でユーザの意図のスクリーニングを実施する。その後、予測モデルを用いて選択意図を予測した。この結果、提案手法は従来手法よりも質的にも量的にも高い性能を示したことを確認した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年度の研究実施計画に予定していた研究項目をほぼ予定通りに実施することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の研究目標に対して順調に進捗していることから、当初に予定していた研究項目を継続するとともに、次年度が最終年度のため、未出版の研究について論文としてまとめあげ、多くの成果を残せるようにする。
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