Project/Area Number |
23K22036
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Project/Area Number (Other) |
22H00764 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 04020:Human geography-related
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
若林 芳樹 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 客員教授 (70191723)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 喬 法政大学, その他部局等, 名誉教授 (60267325)
伊藤 香織 東京理科大学, 創域理工学部建築学科, 教授 (20345078)
瀬戸 寿一 駒澤大学, 文学部, 准教授 (80454502)
新垣 紀子 成城大学, 社会イノベーション学部, 教授 (40407614)
石川 徹 東洋大学, 情報連携学部, 教授 (70436583)
有川 正俊 秋田大学, 理工学研究科, 教授 (30202758)
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
田中 雅大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (00881880)
西村 雄一郎 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (90390707)
大西 宏治 富山大学, 学術研究部人文科学系, 教授 (10324443)
村越 真 静岡大学, 教育学部, 教授 (30210032)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,290,000 (Direct Cost: ¥13,300,000、Indirect Cost: ¥3,990,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2023: ¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
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Keywords | 地図 / リテラシー / デジタル化 / GIS(地理情報システム) / 新技術 / 地理情報システム |
Outline of Research at the Start |
本研究は,デジタル化を契機とした地図の作成・利用・技術的基盤の変化について,それを取り巻く社会的・地域的コンテクストをふまえて実態を明らかにする.これによって,デジタル社会で求められる新しい地図リテラシーのあり方を理論と応用の両面から再構築することを目指す.
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は5つのサブテーマに分けて下記のように分担して研究を進めた.(1)地図の作成・利用実態について,文献研究と並行して関係する団体や企業などから情報収集を行った.(2)空間認知研究で著名な研究者が参加する国際会議COSIT2022を日本で開催し,研究分担者の石川を中心にして本研究のテーマに関連する研究発表と情報交換を行った.また,関連する成果をSpringer社から英文図書として出版した.(3)既存のデジタル地図製品や機器・ソフトを基にデジタル地図の作成・利用に求められる技術的基盤を整理した.(4)文献調査を基にして,メディアとしてのデジタル地図のリテラシーの内容と構成を検討した.また,オンラインで収集した地図利用実態調査データを分析し,コロナ禍前後の変化を検討した.(5)高等学校「地理総合」の教科書の内容を分析するとともに,担当教員から情報収集を行い,学校での地図・GIS指導の実態について情報収集した.また,ハザードマップの利用についても地図リテラシーの観点から実験の準備を行った.国連・ICAのSDGs地図教材については,日本語化を進めているグループの支援を行った. なお,当初の計画にはなかったが,東京都立大学の公開講座で「現代人のための地図リテラシー」を開講するとともに,地図の企画展示を開催してアウトリーチ活動を行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
サブテーマごとに分担して,ほぼ計画通りに研究は進んでいる.分担者の間でオンラインのミーティングを開いて情報交換を行ったり,海外の研究者と情報交換も進められた.
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Strategy for Future Research Activity |
班ごとの分担課題について引き続きデータ収集と分析を行って検討を進めるとともに,研究成果の発表に努め,内外の学会や学会誌などで広く成果を公開する.
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