Project/Area Number |
23K22201
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Project/Area Number (Other) |
22H00930 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
末弘 美樹 兵庫県立大学, 国際商経学部, 教授 (50389095)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小田 栄子 神戸医療未来大学, 人間社会学部, 教授 (10833676)
佐藤 寧洋 大阪電気通信大学, 情報通信工学部, 准教授 (80571554)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥15,470,000 (Direct Cost: ¥11,900,000、Indirect Cost: ¥3,570,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | Virtual Reality / 外国人介護人材 / 日本語・日本文化 / Virtual Reality (VR) / 外国人社会福祉士候補者 / 技能実習生 / 介護 / 日本語 / VR(Virtual Reality) / 介護福祉 / 技能実習制度 / 送り出し機関 / 外国人労働者 / Virtual Reality (VR) / 外国人介護福祉士候補者 / e-Learning / 情報通信技術(ICT) |
Outline of Research at the Start |
外国人介護人材への支援策の中核的なものの1つとして教育現場に新たに導入が期待されているVRを、介護福祉領域に挑戦的に導入し、その教育効果の有効性を検証することが、本研究の研究課題の核心をなす学術的問いである。 我が国における喫緊の問題である介護人材不足の問題解決に向け、高い質の介護技術を提供する外国人介護人材の育成を目指し、効率的かつ効果的な教育のひとつとして、VRの教育効果を介護福祉士教育領域に取り入れ、その有効性の射程を明らかにしたい。その回答を今回得ようとするものである。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、教育現場に新たに導入が期待されているV R(Virtual Reality:仮想現実)を、教育現場に新たに導入が期待されているVRを、介護福祉教育領域に挑戦的に導入し、その教育効果の有効性を検証するとともに、介護福祉教育領域におけるV Rの有効性の射程を明らかにすることである。その教育効果を検証することにある。 これまでの実績は以下のとおり。 1)海外国内を問わず、これまでのVR教材の教育効果が検証されている先行研究を徹底的に調査した(関連学会参加も含む)。その上で、本件の目的に合致した最大の効果を出すことが期待できるVRダイナミック教材のデザインを検討した。2)現状について客観的に把握するとともに、課題解決に向けた施策検討を行うために、インドネシアおよびタイの送り出し機関3か所を訪問した。2)インタビュ―調査及び参与観察を含む、教育内容を中心とした実態調査を実施した。3)送り出し機関への実態調査から得られた教育上のニーズの把握とその分析をした(現在も進行中)。4)介護福祉の基礎および介護福祉に特化した日本語を学習するためのコンテンツを整理した(現在も進行中)。5)VR教材に落とし込むための教材デザインを検討するために、いくつかのVRソフトを購入し、本研究に取り入れる機能の検討と試作の取り組みをした(現在も進行中)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度から研究代表者の健康上の理由およびインドネシアの研究協力者の地理的な移動など物理的な事情により、当初計画より若干遅れていたが、現在、当初計画通りに順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、VRコンテンツの完成を目指し、さらにパイロット調査を実施する予定である。詳細は以下のとおりである。 1)VRコンテンツの試作品の完成、2)VRコンテンツの試作品を使い、本格的な実施に先立ち、使用者を限定して少人数規模で限られた範囲で試験的にパイロット調査を行う、3)その効果や使用感についてフィードバックを収集、4)試作品の設計や機能に関する問題点を抽出、5)使用者からのデータを基に、効果の評価や改善点の特定を行う、6)本格的な調査実施に使用するVRコンテンツの完成を目指す。
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