味覚における口腔-脳-全身連関の解明:健康寿命延伸のための大人の食育と食品開発
Project/Area Number |
23K22226
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Project/Area Number (Other) |
22H00955 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08030:Family and consumer sciences, and culture and living-related
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
後藤 多津子 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (60294956)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田邊 宏樹 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (20414021)
高際 睦 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (30306849)
佐藤 仁美 東京歯科大学, 歯学部, 助教 (40906377)
阿部 修 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (50302716)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,290,000 (Direct Cost: ¥13,300,000、Indirect Cost: ¥3,990,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2022: ¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
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Keywords | 味覚 / 脳 / 全身 / 食育 / 健康寿命 / 口腔 / 全身状態 / 脳機能MRI / データサイエンス / ヒト / 口腔機能 / 脳機能 |
Outline of Research at the Start |
継続課題のため、記入しない。
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Outline of Annual Research Achievements |
味覚の感受性が低下すると塩分や糖分の過剰摂取につながり、生活習慣病のリスクが上がる。本研究の目的は、若者から高齢者を対象に、味覚の認知に関わる口腔、脳、全身状態の連関を解明し食育に生かす事である。 申請者らは、味覚の強さについてデータサイエンスにより多くの被験者数で解析するとともに、味覚供給システムを開発し官能評価や脳機能MRI研究を遂行してきた。本研究ではその成果を発展させ、味覚認知にかかわる口腔、脳、全身状態の連関を解明する。成果をわかりやすく編集し食生活改善案を人々に提供する。 今年度は、データサイエンスについては味覚、脳、全身にかかわる文献情報を収集・抄読した。また研究参加者の実測研究も、官能評価2種類と脳機能画像について、方法論の構築、再現性実験を行った。再現性が確認されたため、本実験として若年者および高齢者において研究を遂行している。 かつ、唾液、味覚、食育、全身に関する国民への報告活動を行った。その際に、市民へのわかりやすい動画の監修、作製、広報の方法も修得した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度は、データサイエンスについては、末梢および中枢における基本味の認知の強さについて、ヒト、ご遺体、動物について、文献検索・抄読を重ね、研究の仮説設定と方法を検討した。定量解析は、準備を行ったが解析実行には至っておらず、やや遅れているといえる。ヒトの実測研究は、官能評価は、カップ法および時系列を伴う官能評価ともに遂行している。研究参加者のリクルートはコロナ対応下で困難な所もあるが努力を重ねて進めている。脳機能MRIは、まず脳機能画像の再現性実験を施行し、解析の結果、良好な結果を得た。よって本実験に着手しているが、MRIの予約方法の変更により、研究参加者、特に高齢者との調整が困難な面はある。しかし可能な限り進め、問題無く進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度の研究により、研究課題それぞれの遂行に必要な知識やスキルの基盤ができた。そのため、今後の推進方策に変更はない。2023年度は、データサイエンスの定量解析をすすめる必要がある。官能評価および脳機能画像も感染と安全に留意しながら引き続きすすめる方策である。
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Report
(1 results)
Research Products
(13 results)
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[Presentation] Functional brain imaging in Dentistry2022
Author(s)
Goto TK
Organizer
The 13th Asian Congress of Oral and Maxillo-Facial Radiology The 62nd general assembly and annual scientific congress of Japanese Society for Oral and Maxillo-Facial Radiology
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Int'l Joint Research / Invited
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