Development of self-help remote cognitive behavioral therapy and objective evaluation method for neurodevelopmental disorders and eating disorders in children
Project/Area Number |
23K22256
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Project/Area Number (Other) |
22H00985 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
濱谷 沙世 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (30771414)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平野 好幸 千葉大学, 子どものこころの発達教育研究センター, 教授 (50386843)
水野 賀史 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 准教授 (50756814)
松本 一記 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (60816502)
小坂 浩隆 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (70401966)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,680,000 (Direct Cost: ¥13,600,000、Indirect Cost: ¥4,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2022: ¥8,580,000 (Direct Cost: ¥6,600,000、Indirect Cost: ¥1,980,000)
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Keywords | ICBT / 遠隔医療 / 摂食障害 / 神経発達症 / コンポーネント・ネットワーク・メタアナリシス / ADHD / 遠隔認知行動療法 / MRI |
Outline of Research at the Start |
本研究では、特に申請者らが実績のある神経発達症と摂食障害に着目し、それらに対する本邦初のセルフヘルプ遠隔認知行動療法を開発して有効性を検証すると共に、その効果に対する脳機能メカニズムを解明することを目的とする。本研究の成果により、神経発達症・摂食障害に対する遠隔医療の仕組みを構築し、さらには、治療効果の客観的評価に資する新たな知見を得ることで、長期化、慢性化しやすい精神疾患の予防、早期改善につながることが期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
まず、神経性過食症患者を対象に開発したWebプログラムを12名の研究協力者に調査した。その結果、CRQ尺度では、5点満点のうち平均点が神経性過食症患者で4.60-4.80点、臨床家では4.43-4.86点であり、日本文化に非常によく適合していることを明らかにした。この開発過程の内容について英文誌に掲載された。次に、神経性過食症の女性13歳から65歳を対象に、ランダム化比較試験を計画し、福井大学医学系研究倫理審査委員会の承認を得て、UMIN臨床試験登録システム(UMIN-CTR)に登録した(UMIN000048732)。本プログラムは、12回の治療モジュールで構成されており、インターネット認知行動療法の有効性と安全性評価のために介入前後で評価する。また、本研究は、7つの医療機関で実施しており、累計27症例を登録した。なお、これらの研究計画をプロトコルペーパーとして英文誌に投稿した。 他方、ADHDを対象としたインターネット認知行動療法のプログラム開発を行うことを目的とした。まず、ADHDの主症状は多様なため、どの治療要素の組み合わせが最も効果的であるか調べるために、コンポーネント・ネットワーク・メタアナリシスの計画をたてた。事前にレビュープロトコルをPROSPERO(International Prospective Register of Systematic Reviews)に登録し、PRISMA声明(the Preferred Reporting Items for Systematic Reviews and Meta-analyses Statement)に基づいて、1次スクリーニング、2次スクリーニング、質の評価を実施し、現在は解析中の段階である。なお、本計画は、プロトコルペーパーとして英文誌に受理された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
リクルートに注力した結果、予定より早いスピードで症例登録が実施できているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も神経性過食症のリクルートに注力して、症例登録を継続する。さらに、ADHDのコンポーネント・ネットワークメタアナリシスの解析を終えたら、ADHDのCBTマニュアルを開発し、オンラインで受けられるプログラムを実装する。
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Report
(1 results)
Research Products
(19 results)
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[Presentation] 通常治療と比較した強迫症のガイド付きインターネット認知行動療法の有効性:多施設ランダム化比較試験2022
Author(s)
松本一記, 濱谷沙世, 高橋純平, 須藤千尋, 牧野拓也, 鈴木太, 小坂浩隆, 新野青那, 井階友貴, 林寛之, 友田明美, 清水栄司.
Organizer
第14回日本不安症学会学術大会
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