Identification of anti-fatigue factors for children and adolescents using fatigue transition networks
Project/Area Number |
23K22262
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Project/Area Number (Other) |
22H00991 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
水野 敬 大阪公立大学, 健康科学イノベーションセンター, 特任教授 (60464616)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 恭介 神戸大学, 科学技術イノベーション研究科, 特命講師 (10865546)
上土井 貴子 熊本大学, 病院, 医員 (90363522)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,420,000 (Direct Cost: ¥13,400,000、Indirect Cost: ¥4,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,720,000 (Direct Cost: ¥4,400,000、Indirect Cost: ¥1,320,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
Fiscal Year 2022: ¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
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Keywords | 疲労 / 意欲 / 自律神経 / 認知機能 / 新型コロナウイルス感染症 |
Outline of Research at the Start |
子どもの疲労蓄積は学習意欲低下、学力低下を引き起こすだけでなく認知機能発達にも影響を及ぼすため、疲労克服法の開発は喫緊の課題である。本基盤研究は、一般集団の小中学生および疲労関連小児疾患患児を対象に、近年の新型コロナウイルス感染症対策による社会環境変化の影響も踏まえた疲労・学習意欲・生活習慣等の相関性評価に基づく発達関係性を、自律神経機能や認知機能による心理生理学的特性を加味し検証する。さらに、抗疲労度群における特徴的な生活習慣要素を見出し、子ども達の健康創出に資する抗疲労介入因子を明らかにすることを試みる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、昨今の世界的パンデミックを引き起こしてきた新型コロナウイルス感染症に関する様々な国内における対策による社会環境変化の影響も踏まえたうえで、健常児童生徒と疲労関連疾患患児を対象に、主に自律神経機能と認知機能指標のデータ集積による心理生理学的特徴量を加味した疲労度遷移ネットワークの開発を基に、子どもの発達要素も踏まえた慢性疲労予防、疲労軽減・回復のための生活習慣等の抗疲労介入因子の同定を目指している。令和5年度は、前年度に比し、新型コロナウイルス感染症の拡大状況が一定の落ち着いた状況になり、児童生徒の新型コロナウイルス恐怖尺度のスコアも低下傾向を示した。前年度に引き続き、健常児童生徒と疲労関連疾患患児と保護者の協力を得て新型コロナウイルス恐怖尺度を含む質問票調査、自律神経機能検査および認知機能検査を実施した。その結果、疲労度の高い健常児童生徒は、前年度の平日の睡眠時間が短く休日前の睡眠時間が長く、自律神経機能の調節力と安静時副交感神経活動が低下しており、認知機能の中でも実行機能が低下している傾向がみられた。疲労関連疾患患児でも比較的同様の傾向がみられた。さらに、健常児童生徒群において、平日の睡眠時間の短縮傾向と朝食習慣、夜間コンビニエンスストア利用頻度、SNS利用頻度や平日の家族と過ごす時間とは密接な関連性が認められ、抗疲労のための睡眠時間の確保に重要な介入因子が明らかになりつつある。これらの介入により、疲労軽減、回復効果が見込める可能性を示唆するが、個々人における睡眠時間と生活習慣との関連性を紐解くための解析もさらに並行して推進する。自覚的感覚のみならず自律神経機能や認知機能といった客観的指標も加味して疲労、慢性疲労と関連する因子同定を図る本研究の社会医学的な意義、貢献度は高いといえる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初立案した研究計画通りに、研究を推進することができているため。
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Strategy for Future Research Activity |
研究開始当初に計画していた研究を今後も推進する。新型コロナウイルス感染症の拡大状況等も鑑みながら、柔軟に研究計画の変更等にも対応することを意識しつつ、参加候補被験者および保護者と慎重に調整を図りながら研究推進を試みる。データ集積と並行してデータ解析を深堀し、抗疲労に資する個別の介入方策の導出を目指す。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)
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[Presentation] Brain aging mode and cortical microarchitecture in adult human.2022
Author(s)
Sasaki, A. T. Autio J. A., Aso, T., Fukutomi, H., Watanabe, K., Mizuno, K., Watanabe, Y., Hayashi, T.
Organizer
The 45th Annual Meeting of the Japan Neuroscience Society (Neuro2022)
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