看護人材の円滑なトランジションを促す大学教育~新人教育の抜本的な改革と体系化
Project/Area Number |
23K22329
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Project/Area Number (Other) |
22H01058 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Naragakuen University |
Principal Investigator |
西薗 貞子 奈良学園大学, 保健医療学部, 教授 (50458014)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
溝上 慎一 桐蔭横浜大学, 教育研究開発機構, 教授 (00283656)
箕浦 洋子 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (20650071)
小林 由里 奈良学園大学, 保健医療学部, 准教授 (30826813)
江川 隆子 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (40193990)
青山 美智代 四條畷学園大学, 看護学部, 教授 (80264828)
勝井 伸子 奈良県立医科大学, 医学部, 非常勤講師 (90290436)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥16,770,000 (Direct Cost: ¥12,900,000、Indirect Cost: ¥3,870,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
Fiscal Year 2022: ¥6,630,000 (Direct Cost: ¥5,100,000、Indirect Cost: ¥1,530,000)
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Keywords | 能力育成 / トランジション / 意欲 / Inquiry-Based Learning / 教育効果 / 看護実践能力 / 基盤能力 / 課題発見―計画立案-解決 / 関心・意欲 / 問題発見―問題解決力 |
Outline of Research at the Start |
継続課題のため、詳細を記入しない。 大学および病院で実証的研究を重ね、円滑なトランジションを促すために必要な教育プログラムの理論的・実践的総括を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
看護分野では,医療の高度化及び意識の変化等に伴い,複雑で多様な事象・課題に対して,自律的に問題を抽出して解決する看護実践能力が求められる。この能力は生涯に渡る研鑽が必要であり,継続的な能力の獲得を保証する教育設計が必要である。本研究では,IBL(Inquiry-Based Learning)を活用し、意欲と継続的な看護実践能力の獲得を担保する教育プログラムを開発すること、基礎教育と卒後教育をカバーした円滑な移行(トランジション)を生み出す教育の設計と検証を目指している。本年は、大学および病院における看護師の能力育成の状況を実証的に確認するため,看護版コンピテンシーテスト及びSDLRSを客観的評価指標として,大学では1年生、2年生、3年生、4年生、病院では入職1年目、2年目を対象に基盤能力の確認を行った。結果を踏まえて弱点等から育成課題を明確化し、IBL(Inquiry-Based Learning)を活用したプログラムを設計した。IBL教育プログラムは、実習前の演習で実施し、病院では院内教育として実施している。IBL教育プログラムの活用によって、学習者の主体的活動による問題発見―問題解決力の獲得強化と、演習から実習への学習意欲の継続を確認している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究の開始にあたり、能力の獲得状況を客観的に判断でききる指標開発が出来ていたことやIBL教育における研究の蓄積があること、さらに、臨床(病院)の調査研究協力体制が整っているので、概ね計画通りに進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
研究施設として計画していたのは、大学と病院である。病院の協力体制は整っており、さらなる拡大も期待できる状態である。しかし、大学の協力体制については計画通りでないことがあり、研究協力校を変更する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)