Project/Area Number |
23K22336
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Project/Area Number (Other) |
22H01065 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09080:Science education-related
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
御園 真史 島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (60467040)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福田 博人 岡山理科大学, 教職支援センター, 講師 (30803522)
渡辺 雄貴 東京理科大学, 教育支援機構, 教授 (50570090)
香川 奈緒美 島根大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (80622399)
下村 岳人 島根大学, 学術研究院教育学系, 講師 (90782508)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥15,210,000 (Direct Cost: ¥11,700,000、Indirect Cost: ¥3,510,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2022: ¥6,110,000 (Direct Cost: ¥4,700,000、Indirect Cost: ¥1,410,000)
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Keywords | 授業デザイン / インストラクショナルデザイン / 算数教育 / 数学教育 / 学習指導案 / 学習指導要案 |
Outline of Research at the Start |
主体的・対話的で深い学びのための算数・数学科の授業デザイン実現に「授業構成マップ」を作成することが有効である.しかし,この授業構成マップの作成を紙の上で行うことは煩雑であるので,本研究では,webアプリとして「算数・数学科授業デザイン支援システム」を設計・開発し,その効果を検証する. 検証は,教職課程の学生,教職大学院生,現職教員に対して,教員養成や教員研修の場などで,実践的に評価することで行う.本システムでは,複式学級なども含む多様な教室環境に対応できることを目指して開発を行い,海外でのlesson studyも含む算数・数学科の授業デザインの質的改善に寄与する.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は「授業構成マップ」を手軽に作成可能な「算数・数学科授業デザイン支援システム」を開発し,教職課程の学生,教職大学院生,学校現場の教員に対して使用してもらうことを通して,その効果を実証的に検証することである。 特に,2023年度は,システム要件の定義を中心に検討を行った。この中には,インストラクショナルデザイン諸理論に基づいて,実装すべき授業モデルの検討が含まれる。具体的には,誰もが障壁なく学べる環境の実現を目指した「学びのためのユニバーサルデザイン(UDL)」の批判的検討や中学校数学科での実装を目指した指導モデルの検討や,日常生活や社会と数学の世界を往還する活動をモデル化した「数学的モデリングサイクル」などが含まれる。「数学的モデリングサイクル」に関しては,地域教材の広域利用に関する理論に注目し,システムへの実装を目指し,メタ地域教材理論のモデル化の検討を進め,国際会議ICTMA21で発表を行った。さらに,授業デザイン例の開発を目指し,3Dプリンタを活用した授業の事例について,授業構成マップを用いて表現することの検討を行った。さらに,生成AIが市民権を得てきたことから,生成された文章を用いて,生徒がどのように思考するのかを検討や,その文章を用いた数学の授業デザインを行い,実践を行った。 また,教育実習生の授業デザインの実態についての調査およびを行った。1人1台端末化での数学科授業デザインの評価指標として,これまで研究代表者らが開発してきた「ラーニングエクスペリエンス」を利用することを想定し,検討を進めた。 以上の内容は,国内の各学会で複数発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
システム要件についての検討を進めることができ,さらに,具体的な授業デザインを実践に試行できたこと,学会発表を複数遂行することができたことなどから,上記のように判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は,システムのより精細な設計のもとに開発を進めるとともに,これまで行ってきた紙ベースでの検討内容について,システムに実装していく。さらに,実践的な評価へ向けての調整や準備を進める。また,査読付き論文誌への投稿に向け推進する。
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