Exploring the Concept of 'Jo-Min-Sei' as a Value Explaining Individual Differences in Social Attitudes
Project/Area Number |
23K22347
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Project/Area Number (Other) |
22H01076 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10010:Social psychology-related
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
三浦 麻子 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 教授 (30273569)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 哲郎 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60455194)
清水 裕士 関西学院大学, 社会学部, 教授 (60621604)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥16,900,000 (Direct Cost: ¥13,000,000、Indirect Cost: ¥3,900,000)
Fiscal Year 2026: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | 価値観 / 個人差 / 尺度開発 / 統計モデリング / 質的調査 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は,様々な社会的行動・態度の個人差を説明する新たな価値観概念として「常民性」―民主主義やキリスト教といった現代欧米社会に深く根ざす思想の呪縛を受けない,システム正当化,生活保守主義,個人幸福志向などが複合した概念―を探究し,妥当性と信頼性の高い測定尺度を開発することである.(a)質的面接調査,(b)Web調査,(c)尺度開発の3プロジェクトが遂行される.一般的な質問紙調査ではリーチできない層を対象とする丹念な質的データ収集にもとづいて概念の精緻化を試みる点,尺度開発に統計モデリングを活用する点に学術的独自性と創造性がある
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度に計画していたが着手が困難な事情が発生してやむなく延期したインタビュー調査の一部に着手した.当初は調査会社に委託して対象者を選定する予定だったが,研究代表者の知己であるA氏(関西のある市で市会議員を務めている)およびその伝手で同市に在住する市民数名に継続的にインタビューに応じていただけることになり,月1回のペースで継続中である. また,民俗学(関西学院大学教授・島村恭則氏)および社会心理学(名古屋大学教授・唐沢穣氏)をお招きした研究会を開催して,今後の研究の方向性に関わる専門的知識提供を得ると共にこれまでの研究成果について議論することができた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2022年度に実施する計画が果たせなかったインタビュー調査について,2023年度中に対象との調整と着手ができた.その後は定期的に調査を実施できているので,遅れはほぼ回収できている.
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Strategy for Future Research Activity |
今後も月1回のペースでインタビュー調査を進める.また,研究の方向性に関わる専門的知識提供を得ると共にこれまでの研究成果について議論するために,関連領域の研究者を招いた研究会を積極的に開催する.
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)