Project/Area Number |
23K22369
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Project/Area Number (Other) |
22H01098 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
鈴木 宏幸 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (90531418)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯塚 あい 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (40894944)
徳丸 阿耶 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (60507391)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,420,000 (Direct Cost: ¥13,400,000、Indirect Cost: ¥4,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2023: ¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
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Keywords | 認知機能低下抑制 / 新規学習 / 高齢者 / 介入研究 |
Outline of Research at the Start |
認知症の発症遅延には新規技術の学習のような負荷の高い知的活動による認知機能低下抑制が重要となる。新規学習を題材とした認知機能低下抑制介入プログラムでは認知機能検査を用いた評価において介入効果がみられることが明らかになっているものの、その機序については明確ではない。本研究では新規学習を題材としたプログラムとして、絵本読み聞かせ(社会交流型学習)、ものづくり(個人集中型学習)、囲碁(深掘り型学習)、ボードゲーム(広浅型学習)を題材とした介入を無作為化比較試験により実施し、その前後で認知機能検査および神経学的検査、心理評価、心理学実験を実施し、これらの統合解析から介入効果の機序を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
認知症の発症遅延には新規技術の学習のような負荷の高い知的活動による認知機能低下抑制が重要となる。新規学習を題材とした認知機能低下抑制介入プログラムでは認知機能検査を用いた評価において介入効果がみられることが明らかになっているものの、その機序については明確ではない。本研究では新規学習を題材としたプログラムとして、絵本読み聞かせ(社会交流型学習)、ものづくり(個人集中型学習)、囲碁(深掘り型学習)、ボードゲーム(広浅型学習)を題材とした介入を無作為化比較試験により実施し、その前後で認知機能検査および神経学的検査、心理評価、心理学実験を実施し、これらの統合解析から介入効果の機序を明らかにすることを目的としている。 本研究では新規学習を題材とした介入を実施し、その前後で認知機能検査および神経学的検査、心理評価、心理学実験を実施し、これらの統合解析から介入効果の機序を明らかにする。心理評価ではメタ記憶尺度等から使用している記憶方略の変化を検討し、自己効力感尺度等から心理的要因の影響を検討する。ステレオタイプについて、顕在的態度はSemantic differential法(SD法)による測定を行い、潜在的態度は社会心理学領域の実験手法であるImplicit Association Test(IAT)により測定する。社会交流の影響と有効な新規学習の要件については新たな介入プログラムとの比較から検討する。本年度は絵本読み聞かせプログラムおよび囲碁プログラムの参加者に対して介入を実施し、その前後で認知機能検査、心理評価、メタ記憶評価、ステレオタイプ評価を実施した。また、脳機能評価のためのパイロット試験を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
脳機能評価において、倫理審査委員会の指摘を受けてパイロット試験を行う必要が生じたため、無作為化比較試験の実施に遅れた生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
パイロット試験の結果を踏まえ、脳機能評価を進める一方で、他の指標に関する介入試験は並行して進め、全体解析の遅れを最小限化する。
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