Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究では,中性子ラジオグラフィによる高解像度・高時間分解画像診断を可能にするべく,高出力短パルスレーザーを用いた超短パルス点中性子源の開発,及びその応用技術の確立に挑む.特に,研究代表者らがこれまでに開発してきたレーザーの一方向照射による「爆縮不要の慣性核融合方式」をさらに発展させることで,ピコ秒・ミクロスケールの高輝度「点」中性子源の生成を実証する.また,中性子線の連続供給までを見据えた中性子発生原理の最適化,ターゲット・計測技術の改良を重ねることで,高輝度かつ実用的な短パルス点中性子源の実現を目指す.