Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
通信トラフィックが年率25~35%で増加する中、我が国と世界を結ぶ海底光通信ネットワークには超大容量化はもちろんのこと、これを経済的に実現するための新技術の開拓が求められている。本研究において、独自の空間光スイッチに基づく新しい空間分割多重(SDM)海底光ノードと、光ファイバ資源を効率的に使用可能なネットワーク設計アルゴリズムに基づき、(1) SDM海底光ノードと空間選光スイッチの構成法の具体化、(2) 光ファイバ資源を効率的に使用可能な海底光ネットワーク設計法の開拓と定量評価、(3) SDM海底光ノードの設計とプロトタイピングによる有効性の実証を行う。