Project/Area Number |
23K22772
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Project/Area Number (Other) |
22H01502 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 21030:Measurement engineering-related
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
佐々 文洋 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (30722681)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,290,000 (Direct Cost: ¥13,300,000、Indirect Cost: ¥3,990,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2023: ¥8,060,000 (Direct Cost: ¥6,200,000、Indirect Cost: ¥1,860,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,980,000 (Direct Cost: ¥4,600,000、Indirect Cost: ¥1,380,000)
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Keywords | フィルムロボット / Kinetic electronics / BioMEMS / マイクロロボット / 電気化学センサー / Kinetic Electronics / ソフトロボット / 生化学センサー / ウェアラブルセンサー |
Outline of Research at the Start |
Covid-19禍の中、ますます高度化する国際化 高齢化社会においてウェアラブル生化学センサは安全 健康 防疫を担保するための強力な基盤ツールとなる。様々な項目を検出出可能な超微量・微小なデバイスが開発されているがその普及のためには、さらなる高機能化・低生体侵襲化がカギとなる。本研究では、ロボット分野で注目されるアクティブセンシング技術に注目し、BioMEMS技術をベースとしたソフトマイクロロボティック技術を用いて、能動的かつ知的に動くウェアラブル生化学センサを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
Covid-19に代表される新型感染症が蔓延する中、ますます高度化する国際化・高齢化社会においてウェアラブル生化学センサは安全・健康・防疫を担保するための強力な基盤ツールとなる。様々な項目を検出可能な超軽量・微小なデバイスが開発されているがその普及のためには、さらなる高機能化・長寿命化そして低生体侵襲化がカギとなる。本研究では、ロボット分野で注目されるアクティブセンシング・自己メンテナンス技術に注目し、BioMEMS技術をベースとしたソフトマイクロロボティック技術を用いて、ウェアラブル生化学センサに能動的かつ知的に動く機能を付与することを目的とした。人体との接触を最小限にとどめ、かつセンサ自身がメンテナンスを自動に行うことで専門家の作業・接触頻度を最小化する、ロボティックフィルムによるアクティブ微小生化学センシング技術の開発を行う。本年度では昨年構築した電気化学式酵素センサ搭載多自由度ロボットプローブの実証評価及び、マルチプローブ化の技術開発を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
本年度は、計画していたマルチフィンガー型の動く電気化学電気センサーアレイの開発に成功した。また、センサーマイクロロボットに関する基礎技術の充実に伴い、当初計画を超えた機能探索として光学的原理に基づく多自由度アクティブセンサ―ロボットを開発し国際誌に発表した。これにより当初計画以上の研究の進展が得られた。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はR5年度に構築したマルチプローブ電気化学式酵素センサの機能の充実との実証評価を行う。また、センサ安定性、アクチュエータ機構の開発によるより高度なマイクロロボットによるアクティブ生化学センサ―技術の探索を行う。
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