Budget Amount *help |
¥13,910,000 (Direct Cost: ¥10,700,000、Indirect Cost: ¥3,210,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,非破壊計測・モニタリングによる高次元データから,セメント系材料の耐久性に関わる状態推定・異常検知をおこなう手法を開発することを目的としている。2023年度には,以下の研究を実施した。2022年度に行った取得すべき物性値の種類・精度などを整理(項目A)および物性推定モデルに必要な実験データベースを構築(項目B)に基づいて,多次元電気化学計測に基づく強度・含水率の同時推定モデルの構築と精度検証(研究項目C-1, C-2),多次元電気化学計測に基づくモルタルのひずみ推定モデル構築と制度検証(研究項目C-1,C-2)を行った。また,載荷履歴推定のための実験データベース構築に向けて接触型計測法の開発および予備実験を行った(研究項目B-1)さらに,多くの情報が喪失した放置建築物研究(別研究)の成果を受け,多次元点群データへの本研究成果の適用の展開可能性が見込まれたので,放置建築物内へ立ち入って点群データを取得し,本研究で開発する手法(多次元データに適した手法)の多次元な点群データへの適用を試行した(研究項目A-1, D,E-2)選定が遅れている超音波計測装置については研究協力者の支援の基に選定作業を進めた。また,RILEM, ACIの研究委員会に参画して研究成果の還元を図るとともに,1件の国際共同研究の開始に向けて調整作業を進めた。
|