Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究では、(1) フィラー界面の存在が硬化過程における不均一性に及ぼす影響、(2) 不均一性の時空間スケールが変形させた際の応力分布に及ぼす影響、(3) 応力分布が巨視的な靭性・破壊挙動に及ぼす影響を明らかにし、塑性力学が精密に制御された熱硬化性コンポジットの設計原・指針を創出することを目的とした。そのアプローチとして、量子ドットをプローブとしたナノ物性マッピング解析に基づく様々な時空間スケールにおける不均一性の可視化、および変形時における応力分布の可視化を提案した。