Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
ハイエントロピー合金の中でも生体用ハイエントロピー合金(BioHEA)は、Ti、Zr、Nb、Ta、Moをはじめとする高融点金属元素を主要構成元素とするため、その溶解が極めて困難である。Co-Cr系合金も、構成元素の融点は高く、Ti系合金と同様の問題がある。この問題に対し、最新の熱力学データベースと機械学習を併用した液相線温度予測とグリッドサーチによる溶解・鋳造が容易な合金の開発を行う。偏析予測については、network tele-microscopyを利用することで詳細な解析の実施を行う。