Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究では、脂質の自己集合により形成される階層的な薬剤輸送担体の開発を目的とする。DDSへの応用に際して、集合体の表面物性(流動性、膜極性)は重要な因子となるため、蛍光プローブを用いた集合体の表面物性解析を実施する。また、連続合成系(マイクロ流体デバイス等)における集合体の合成について検討し、高分子薬剤(核酸、タンパク質)を内包可能な輸送担体を迅速に合成する方法論の確立を目指す。