Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
ポルフィリンを母核とする次世代の機能性色素や触媒を設計する上で、meso位が部分的に窒素で置換されたアザポルフィリンは魅力的な化合物群である。本研究では、アザポルフィリン類の合成法を体系化し、meso窒素・中心金属・外周部の置換基が醸し出す物性面での相乗効果を明らかにした上で、アザポルフィリンの特徴が最大限に発揮されるような光増感剤や光レドックス触媒を探索し、医療科学や合成化学分野への展開を図る。