Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
申請者の所属する北海道大学化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)の基幹技術であるAFIR法を初めとする計算化学を巧みに用いることで、大気中に無尽蔵に存在する魅力的な一炭素源であるCO2を原料とする高難度カルボキシル化反応を実現する。具体的には、CO2を用いたβ-アミノ酸やγ-ブチロラクトンの化学合成、ヘテロ芳香環からの脱芳香族化を伴うカルボン酸の合成、および遷移金属触媒を用いカルボキシル化反応を計算化学により設計し、合成化学実験で具現化する。