Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
異常伸長した繰り返し配列をもつRNA(リピートRNA)は、液―液相分離を経て液滴やハイドロゲルなどの凝集体(RNA foci)を形成し、神経変性疾患の発症に深く関わる。本研究課題では、リピートRNAに作用する合成小分子をもとに化学修飾を加えて、不活性化かつ光刺激によって活性化するケージドリガンドを開発する。ケージドリガンドを用いて、リピートRNAの関わる相分離、RNA foci形成を光で制御する分子技術を構築し、その機能解明を目指す。