Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
ストライガやオロバンキといった根寄生雑草が世界各地の農作物に甚大な被害を与えている。根寄生雑草の種子は植物の根から分泌されるストリゴラクトンと呼ばれる化合物を認識して発芽する。ストライガ耐性品種として育種により作出されたソルガムから、その耐性を付与した原因遺伝子LGS1が同定されている。本研究では、根寄生雑草の防除法の開発基盤となりうるLGS1酵素によるSL生合成経路を明らかにする。