Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
本研究の目的は,「広域レベルかつ多様な動物種を対象とした,生息地の連結性分析と,これに基づく効果的な生息地分断カ所の検出手法の開発」である.ここで,「広域レベル」とは複数の市町からなるエリアとする.また,「多様な動物種」とはイノシシ,シカ,ツキノワグマの3種とする.これら3種は,個体数増加により農作物や人身への被害を多発させている一方,地上性哺乳類であることから,土木構造物による生息地の分断が生息地の拡大制御に有効に働くと考えられる.