Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
近年我々は脊椎動物における種による後肢の位置の違いは将来の脊椎骨になる細胞に発現するGdf11という分泌因子の発現開始タイミングの違いによって生み出されていることを発見した。そこで本研究では、後肢の位置の異なる様々な動物(特にスッポン、マウス、シマヘビに注目 )において、申請者が発見した種に固有のGdf11の発現開始タイミングが誘導される分子メカニズムを同定し、比較することで脊椎動物の後肢の位置の多様性を生み出す実体となる分子基盤を機能的証明を行い解明する事を目指す。