Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
神経シナプスでは、情報を伝える側のシナプス前部と、情報を受け取る側のシナプス後部が協調して機能することが不可欠である。近年の超解像観察により、シナプス前部とシナプス後部のシナプス伝達に関わる蛋白質は、ナノメートルレベルで対面整列していることが分かってきた。本研究では、(1)シナプス前部、後部の蛋白質が対面整列を維持する分子機構を明らかにし、(2)疾患において、この機構がどのように破綻するのかを明らかにする。