Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
GPCRは、細胞外のホルモンを受容することで構造変化し特定または複数種のG蛋白質を選択的に活性化する。本研究では、Cryo-EMによってGPCRとG蛋白質複合体の構造を決定し、受容体のリガンド認識機構を解明し創薬応用を狙う。さらに、GPCRと機能性抗体のCryo-EM構造解析に挑戦し、抗体によるGPCR活性の調節機構の解明を狙う。受容体は、リゾリン脂質受容体やアデノシンA3受容体、b3アドレナリン受容体、GPR103、エンドセリンETB受容体、重炭酸受容体GPR30を標的として構造研究を行う。