Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
治療薬が効かない難治性てんかんの創薬は重要である。この難治性てんかんにはケトン食療法が奏功するが、厳しい食事制限が課されるため、ケトン食の作用機構に基づく治療薬が切望されている。そこで本研究では、ケトン食による「代謝変化」とてんかん発作に伴う「電気活動変化」を繋ぐ、未知の脳内シグナル経路を同定する。さらに、この「代謝-電気クロストーク経路」の制御法を確立し、本経路を標的とした新規てんかん創薬基盤を構築する。