Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
敗血症、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)は死亡率の高い病態ですが、この時の白血球の外敵に対抗する能力は、これまでの認識と異なり、低下している可能性があります。この研究では、免疫細胞の生体防御機能を実際に測定し、変化を生じている理由を明らかにすることを目指します。さらに、機能低下が明らかとなった場合は、免疫機能を強めることが知られているサイトカインなどを治療的に用いて、その効果を検証します。治療薬の必要量と、適切な投与のタイミングがいつかを、明らかにしたいと考えています。