A new oral cancer treatment strategy based on hypoxia assessment
Project/Area Number |
23K24543
|
Project/Area Number (Other) |
22H03285 (2022-2023)
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
|
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
北川 善政 北海道大学, 歯学研究院, 名誉教授 (00224957)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 康人 金沢大学, がん進展制御研究所, 助教 (10735187)
渡邊 史郎 北海道大学, 大学病院, 助教 (10802415)
平田 健司 北海道大学, 医学研究院, 准教授 (30431365)
大賀 則孝 北海道大学, 歯学研究院, 助教 (40548202)
佐藤 淳 北海道大学, 歯学研究院, 准教授 (60319069)
犬伏 正幸 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (70399830)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
|
Budget Amount *help |
¥17,680,000 (Direct Cost: ¥13,600,000、Indirect Cost: ¥4,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥7,540,000 (Direct Cost: ¥5,800,000、Indirect Cost: ¥1,740,000)
Fiscal Year 2022: ¥9,360,000 (Direct Cost: ¥7,200,000、Indirect Cost: ¥2,160,000)
|
Keywords | 低酸素 / 分子イメージング / 遺伝子応答 / 口腔がん / FMISO-PET / FMISO |
Outline of Research at the Start |
低酸素状態を呈する癌組織は、治療抵抗性を示し、予後も悪いことが報告されている。癌組織内の低酸素状態を非侵襲的に評価する方法は、治療方針を決定する際に極めて重要である。現在の研究では低酸素腫瘍が予後悪化につながる事はある程度解明されているが、治療抵抗性のメカニズムは不明である。本研究では、低酸素PETトレーサー集積と低酸素遺伝子応答との関係を明らかにし、治療抵抗性獲得メカニズムを解明したい。
|
Outline of Annual Research Achievements |
癌の治療抵抗性を評価することができれば、治療方針の決定や予後予測に役立つが、これまでに有用な評価手法が存在しなかった。そこで、われわれは癌細胞の治療抵抗性に関与するHIF-1/HREによる低酸素遺伝子応答のイメージングを試みた。 低酸素遺伝子応答イメージング Na+/I-共輸送タンパク(NIS: sodium/iodine symporter)を利用して、癌細胞の低酸素遺伝子応答イメージングを行った。 具体的には、HIF-1/HREによる低酸素遺伝子応答によってNISを発現する癌細胞株を樹立し、PET(124/I-)あるいはSPECT(99mTcO4-)イメージングに成功した。HIF-1/HREによる低酸素遺伝子応答イメージングは、腫瘍の治療抵抗性を反映するイメージングと捉えることもできる。この新たなイメージング手法によって、既存の低酸素PETトレーサーの集積分布と腫瘍集積量(SUVmax)を、治療抵抗性という観点から評価することが可能になった。低酸素遺伝子応答イメージングを可能にする担癌マウス)を、3つの異なる酸素環境下(hyperoxia, normoxia, hypoxia)で飼育の後、18F-FMISO/99mTcO4-あるいは64Cu-ATSMを投与し、PET/SPECT同時収集イメージングを行った。3つの異なる酸素条件下で飼育したマウスで、デュアルトレーサーオートラジオグラフィーとPET/SPECT同時撮影を実施した。トレーサー蓄積量と腫瘍内分布を定量化した。 クリニカルPET 当科で根治手術を行ったOSCC患者の術前にFMISO-PET/CTとFDG-PET/CT検査を行った。画像の評価は当初はFDG-PET, FMISO-PETともStandardized UptakeValue(SUV)を測定して、腫瘍内のSUVの最高値: SUV maxを算出した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臨床研究はやや遅れているが基礎研究は順調に進んでいる。
|
Strategy for Future Research Activity |
基礎研究で得られたデータは次年度中に論文として結実させる計画である。
|
Report
(2 results)
Research Products
(6 results)