Project/Area Number |
23K24569
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Project/Area Number (Other) |
22H03311 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58010:Medical management and medical sociology-related
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
百崎 良 三重大学, 医学部附属病院, 教授 (70439800)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
戸原 玄 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (00396954)
磯和 勅子 三重大学, 医学系研究科, 教授 (30336713)
堺 琴美 一般財団法人平成学術振興財団 平成医療福祉グループ総合研究所, 研究部, 研究員 (30907035)
木下 翔司 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (60748383)
若林 秀隆 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (80508797)
山本 吉則 三重大学, 医学部附属病院, 理学療法士 (00912669)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,160,000 (Direct Cost: ¥13,200,000、Indirect Cost: ¥3,960,000)
Fiscal Year 2026: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | リハビリテーション / 科学的介護情報システム / 要介護者 / 摂食嚥下障害 / 栄養療法 / 要介護高齢者 / 介護保険 / フレイル / 費用対効果 |
Outline of Research at the Start |
この研究は、複数の事業所から提供される科学的介護情報システム(LIFE)データを核として、介護データを利用する。その目的は、各分野の専門家との共同研究フレームワークを構築し、要介護者の自立支援と重度化防止の戦略を立案するための根拠を創出することにある。具体的には、要介護状態の予後を評価し、個々の介護サービスの効果を判定し、各事業所における介護サービスの質を評価し、費用対効果を推計する。これらの活動を通じて、LIFEデータを全面的に活用し、分析疫学研究及び経済学研究を進める。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、複数の事業所から得られた科学的介護情報システムデータを中心とする介護データを用い、各領域の専門家と共同研究のフレームワークを構築し、要介護者の自立支援・重度化防止戦略立案に寄与するエビデンスを創出することを目的としている。 本年度は各事業所にデータの使用について説明と同意を得たうえで、ケアコネクトジャパンの介護ソフト:ケアカルテに蓄積されたデータを活用したcross-sectional studyを実施した。 中年および高齢者において、食事摂取パターンと筋力との関連性を検討し、日本食パターンの遵守が筋力維持に有効であるという結果を報告した。 施設入居高齢者において、食事への意欲、食欲と食事の満足度、および食事に対する意識が食物摂取量と体重減少に与える影響を調べ、食欲と食事の満足度が、6か月間の体重減少の低下と有意に関連していることを報告した。 長期療養施設入居者において、栄養状態とアウトカムとの関連性に関するシステマティックレビューを実施、低体重と体重減少が死亡率の上昇と有意に関連していることを報告した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度は横断的なデータのみであり、縦断的なデータ解析を進めることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度はフォローアップデータを入手できる予定であり、縦断的データ解析が可能となるため、コホート研究を開始する予定である。
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