An international collaborative study on difference and similarity of palliative sedation and euthanasia
Project/Area Number |
23K24570
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Project/Area Number (Other) |
22H03312 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58010:Medical management and medical sociology-related
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Research Institution | 一般社団法人コミュニティヘルス研究機構 (2024) Kyoto University (2022-2023) |
Principal Investigator |
恒藤 暁 一般社団法人コミュニティヘルス研究機構, 緩和ケア研究部, 研究部長 (70372604)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 達也 一般社団法人コミュニティヘルス研究機構, 精神腫瘍学研究部, 研究部長 (70513000)
木澤 義之 筑波大学, 医学医療系, 教授 (80289181)
宮下 光令 東北大学, 医学系研究科, 教授 (90301142)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥16,380,000 (Direct Cost: ¥12,600,000、Indirect Cost: ¥3,780,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥6,890,000 (Direct Cost: ¥5,300,000、Indirect Cost: ¥1,590,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 苦痛緩和のための鎮静 / 鎮静 / 緩和ケア / 安楽死 / 終末期 / 苦痛緩和 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、がん患者に他に緩和する手段のない苦痛が生じた時に、意識を低下させる方法で苦痛を和らげる方法(苦痛緩和のための鎮静)の医学的・倫理的妥当性を検討する。特に、しばしば死亡まで継続して行われる持続的深い鎮静について焦点をあてて検討する。具体的には、(1)日本を含む国際研究で比較して、苦痛緩和のための鎮静を実施する適応、治療目標、患者の権利、生命予後と安楽死の区別の認識を明らかにする。(2)鎮静が生命予後を短縮するか推定する。(3)生命予後が週単位の患者に対する鎮静に関する国内の実態を明らかにする。(4)鎮静の適応となる治療抵抗性の評価方法や意思決定過程を明確化する。
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Outline of Annual Research Achievements |
苦痛緩和のための鎮静は、他に緩和手段のない終末期患者に対して意識を低下させることで苦痛を緩和する手段である。近年、鎮静が安楽死の代替手段として用いられているとの懸念があり、臨床的・倫理的・法的な検討の必要性が論じられている。本研究では、死亡前に行われる鎮静、特に持続的深い鎮静の倫理的妥当性を検証する。具体的には以下の5つの研究を包括的に行う。 1:国際共同研究:アジア、ヨーロッパ、北米における苦痛緩和のための鎮静の実践の差を比較する。すなわち、苦痛緩和に対する適応(相応性)、治療目標(意図)、患者の権利としての鎮静(自律性)、生命予後と安楽死の区別の認識を明らかにする。本年度はヨーロッパと日本における鎮静の実態について比較した結果を論文化した(BMJ Open 2022;12:e060489. doi: 10.1136/bmjopen-2021-060489)。 2:予後に関する研究:コホート研究から鎮静が生命予後を短縮するかについて統計学的な推定を行う。本年度は、鎮静が生命予後に与える影響を解析した結果を論文化した(Palliat Med 2022;36:189-199. doi: 10.1177/02692163211057754)。 3:鎮静と安楽死のグレーゾーンに関する国内調査研究:予後が週単位の患者に対する鎮静、予防的鎮静、精神的苦痛に対する鎮静に関する国内の実態を明らかにする。本年度は全国調査の調査項目について検討を行った。 4:評価尺度:鎮静の相応的妥当性に関する評価尺度(治療抵抗性を明確にする評価方法と対応)を検証する。今年度は評価尺度を実際の患者に運用した。 5:倫理的・法的検討:予後が週の単位の鎮静、精神的苦痛に対する鎮静、予防的鎮静に関する倫理的・法的課題を明確にする。本年度は、死亡直前期の鎮静の法的課題について検討をまとめた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究は、1:鎮静に関する国際共同研究、2:鎮静が予後に与える影響に関する研究、3:鎮静と安楽死のグレーゾーンに関する国内調査研究、4:評価尺度の検証、5:倫理的・法的検討を行うものである。本研究年度において、それぞれ、1:ヨーロッパと日本の比較を解析まで終了、2:解析を終了して論文化まで終了、3:調査票素案の作成まで終了、4:評価尺度の実臨床でのpilot使用の開始、5:死亡直前期の鎮静の法的課題について検討を終了した。以上より、おおむね順調に進捗しているとした。
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Strategy for Future Research Activity |
おおむね順調に進捗している。今後とも丁寧に解析を行い、調査研究を計画・実施していきたい。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)