Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
小児期の肥満は成人期の肥満につながるため、生活習慣病の予防において解決すべき課題 となっている。妊娠中の母体腸内細菌叢が胎児にさまざまな影響を与え、小児期肥満と関連することが報告されている。そこで、本研究では妊娠中母体腸内細菌叢が小児肥満に与える影響およびそのメカニズムの解明を目的とする。出生コホートにて妊娠中腸内細菌叢と臍帯血アディポカイン濃度との関連、さらに小児期体格等への影響を解析する。本研究の成果は肥満、その先にある生活習慣病を標的とした胎児期からの予防医学の確立に貢献しうる。