Project/Area Number |
23K24644
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Project/Area Number (Other) |
22H03386 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
木戸 芳史 浜松医科大学, 医学部, 教授 (70610319)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田上 博喜 宮崎大学, 医学部, 教授 (00729246)
吉永 尚紀 宮崎大学, 医学部, 教授 (80633635)
今村 幸太郎 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (80722793)
犬飼 さゆり 三重県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30845459)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,550,000 (Direct Cost: ¥13,500,000、Indirect Cost: ¥4,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2022: ¥8,710,000 (Direct Cost: ¥6,700,000、Indirect Cost: ¥2,010,000)
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Keywords | 幻覚・妄想に対する認知行動技法 / ウェブアプリケーション / 看護師 / 精神看護学 / 幻覚・妄想のための認知行動技法 / デジタルプラットフォーム |
Outline of Research at the Start |
幻覚・妄想のための認知行動技法(Cognitive Behavioral techniques for psychosis; 以下CBt-p)は、実際には無いものをあるように感じる「幻覚」や、自己に結びついた誤りかつ強い確信であり、訂正することが難しい「妄想」に対して、クライエント自身がそれらの体験と上手に付き合うことができるようにするケア技法である。本研究の目的は、デジタルプラットフォームを用いたCBt-pの提供及び継続が、幻覚・妄想症状のあるクライエントの症状コントロールやリカバリーにとって有益なものであるのかどうかを無作為化比較試験で検証することである。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和5年度は、今年度に繰越になっていた令和4年度事業(使用を再調整したウェブアプリケーションの開発業者を選定し、選定された業者とともに開発すること)に続くものであり、この開発作業は共同研究者との意思疎通を図りながら、約6ヶ月の開発期間をかけ10月で完了した。 令和5年度事業としては、まず、完成したウェブアプリケーションを、本研究のアドバイザーとしてご相談させていただいているHarry Sivec博士(米国ノースオハイオ医科大学)との会議にてプレゼンテーションし、本システムを使用しての介入について様々なアドバイスをいただいた。このHarry Sivec博士との議論をもとに再度機能の調整を行なったが、特に被験者とセラピストとなる看護師に加えて、第三者的にスーパーバイズできる存在を設け、その人も入力されたデータにアクセスできると良いとのとで、その機能も追加で実装した。最終的に、米国ノースオハイオ医科大学からの使用許可が得られ、本研究における介入に使用することが可能になった。 以上の開発を終え、令和5年度の最後に最終的な研究計画を策定し、令和6年度の研究倫理審査申請に向けた準備を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和4年度の進捗が遅れたことから、令和5年度は実質的に令和4年度事業(ウェブアプリケーションの開発)からスタートしている。修正したスケジュールに沿って研究は進んでいるものの、当初予定に追いつくほどまでスピードアップすることはできなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度は研究倫理審査への申請を行い、申請が受理されしだい被験者のリクルート及び介入を開始する予定である。目標症例は100であり、愛知県精神医療センターと浜松医科大学医学部付属病院での介入を皮切りに、令和7年度にかけて症例を増やしていく予定である。
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