Project/Area Number |
23K24663
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Project/Area Number (Other) |
22H03405 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
大田 えりか 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (40625216)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本田 由佳 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (40749553)
須藤 茉衣子 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 政策科学研究部, 研究員 (40817243)
新野 由子 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (60375615)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥15,470,000 (Direct Cost: ¥11,900,000、Indirect Cost: ¥3,570,000)
Fiscal Year 2026: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | プレコンセプション / 低出生体重児 / 働く女性 / 妊孕性 / 介入研究 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、主に妊娠前の働く女性に焦点を当て、健康行動の実態やニーズを把握し、ウィズ/ポストコロナ時代に利用できる携帯のアプリケーションソフト(以下アプリ)、IoT(体重計、fitbit)を利用した介入プログラムを開発、検証する。主な目的は以下の通りである。 1)我が国の妊娠前の働く女性の生活習慣の実態とニーズを把握。系統的レビューと専門家調査を実施する 2)我が国の妊娠前の働く女性を対象とした科学的根拠に基づく健康支援プログラムをモバイルアプリと体重計、Fitbitなどを使ったIoTアプリケーションプログラムとして開発する 3)介入研究によって、健康支援プログラムの実行性と有効性を検証する
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、「助産師が提供するプレコンセプションケアにおける重点介入項目に関する調査」を実施した。本研究の目的は、日本の助産師が提供するプレコンセプションケアの標準化に向けて、重点介入項目を整理することである。研究方法としては、2023年12月から2024年2月にかけて、インターネットを通じて募集された47名の助産師が参加し、Web質問票に回答した。調査内容は、参加者の属性やプレコンセプションケア項目の重要度、意識、その他の意見に関するものである。 調査結果では、性感染症の予防、避妊、性の多様性を知ることが最も重要な介入項目とされた。具体的には、性感染症の予防については39名(83.0%)、避妊については39名(83.0%)、性の多様性を知ることについては38名(80.9%)の助産師が「とても重要である」と回答している。また、禁煙(37名、78.7%)、月経管理(37名、78.7%)、適正体重の維持(35名、74.5%)、有害薬品の回避(35名、74.5%)、持病と妊娠についての情報提供(34名、72.3%)、ストレス管理(34名、72.3%)、男女の違いの理解(33名、70.2%)も重要な介入項目として挙げられた。 参加した助産師は、プレコンセプションケアが妊娠や新生児の転帰を改善することに強く同意しており、このケアが出産適齢期の女性にとって必要不可欠であると認識している。 この調査は、助産師によるプレコンセプションケアの実践において、標準化された介入項目を明確にするための重要な基礎資料となるものである。倫理的配慮としては、参加者の匿名性を確保し、調査への参加は自由意志によるものであった。研究の成果は、学会発表や論文投稿を通じて公開される予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和4・5年度は、【妊孕性向上に有効な介入方法に関する系統的レビュー】(分担研究者:須藤担当)を実施し現在論文執筆を行なっている。プレコンセプションケアの概念に関する専門家調査では、助産師47名の調査を実施した。働く女性の健康管理に対する意識・需要に関する調査では、働く女性1万人に調査を行い、現在研究結果をまとめている。国際学会1件と、国内学会1件学会発表を行った。これらのデータを元に、介入研究を実施する予定である。研究は概ね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度:令和4・5年度に実施した【妊孕性向上に有効な介入方法に関する系統的レビュー】(分担研究者:須藤担当)、【プレコンセプションケアの概念に関する専門家調査】【働く女性の健康管理に対する意識・需要に関する】の論文化を進める。開発したモバイルアプリ・IoT(体重計、Fitbit)を活用した健康支援プログラムの計画書を分担研究者の本田と共同で作成し、倫理審査を進める。倫理審査の許可が出次第、フィージビリティ研究として20名の働く女性に試用する。プログラムを実施し、自記式質問紙とインタビュー調査を行い、健康支援プルグラムの試用上の問題点や改善点、感想などを収集する。 令和7年度:分担研究者とともに、実行可能性研究の参加者の評価を基に修正し、健康支援プログラムを完成させる。 令和8年度:健康支援プログラムの有効性を検証するために、介入を実施する。
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