Project/Area Number |
23K24672
|
Project/Area Number (Other) |
22H03414 (2022-2023)
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
樺山 舞 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50635498)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木戸 倫子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (00706913)
神出 計 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80393239)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
|
Budget Amount *help |
¥17,290,000 (Direct Cost: ¥13,300,000、Indirect Cost: ¥3,990,000)
Fiscal Year 2024: ¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2022: ¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
|
Keywords | ソーシャルキャピタル / 介護予防 / 地域在住高齢者 / 高齢者 / 疾病 / ソーシャル・キャピタル / フレイル予防 / 生活習慣病 / 老年症候群 |
Outline of Research at the Start |
要介護状態の発生の主要原因である、脳心血管疾患等の生活習慣病等による疾患、老年症候群とソーシャルキャピタルの関連について、縦断データから病態別に明らかにする。得られた知見を基に、全国自治体で取り組みが始まっている高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業と連動させ、ソーシャルキャピタルの効果的な活用による介護予防介入実践モデル構築と検証を行う。
|
Outline of Annual Research Achievements |
「ソーシャルキャピタル指標と健康の関連を縦断的に検討する」という研究1においては、予定通り高齢者長期縦断疫学研究の参加者および地域高齢者通いの場のフィールドにおいて、追跡調査を実施した。地域特徴の異なる、関西と関東のそれぞれ都市部および郊外部において、ソーシャルキャピタル一般指標および社会的データ、そして健康指標として疾病や老年症候群関連のデータを会場調査にて測定・収集し、データ入力とクリーニングを行った。 「介護予防介入効果の検証と方策確立」に向けた研究2においては、実際に保健事業と介護予防の一体的実施事業を進めている、大阪府下の都市部および郊外部において、事業評価指標と対象者属性、レセプトデータや地域特徴を包括的に分析して効果検証を進めた。 特に病態別にソーシャルキャピタルの影響やその活用を今後深堀りしてくために、疾病状況をレセプトおよび後期高齢者問診票から詳細に地域別に分析を進めた。また、ソーシャルキャピタルの観点から、すでに自治体が保有している統計データやアンケート調査をあわせて活用し、例えば、住民の日常生活中における社会参加に影響する、移動手段の特徴なども詳細に分析を行った。 これらの分析結果については、自治体の担当保健師等へフィードバックを行いつつ、具体的に事業を実践されている場面における質的な情報を反映させながら考察を進めた。まとめた成果物については、国内外の複数の学術集会にて発表した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の想定に反して、追跡対象者の都合により研究に必要な調査の参加人数を確保できなかったことから、調査を延長して実施しているため、やや遅れている。
|
Strategy for Future Research Activity |
研究計画通り、地域高齢者対象の追跡調査を継続して実施し、今後はさらにデータ分析を進めてソーシャルキャピタルの影響を病態別に明らかにする。また、実際の介護予防事業を行っている現場の状況の調査を進め、より体系的に整理・分析に反映させ、介護予防介入方策を検討していく。
|