Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
エネルギー欠乏時には肝臓で脂質合成系がスイッチOFFとなる一方、アミノ酸からの糖新生はONになる。このようなエネルギー代謝フローのON・OFF制御がどのように行われているのかを解明することが本研究の目的である。アプローチ方法として、この数年独自に開発を進めてきたin vivo Ad-luc解析法とTFEL scan法により、エネルギー代謝制御シグナルをゲノム上で一元的にキャッチしながら、新規転写複合体の存在を明らかにし、さらにそこにどのような分子修飾が加わり複合体形成に至るかをトランスオミクス解析によって解明することでエネルギー代謝フローのスイッチング機構の全容の解明を目指す。