Project/Area Number |
23K24778
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Project/Area Number (Other) |
22H03521 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59040:Nutrition science and health science-related
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
山澤 徳志子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (00282616)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 良一 山陽小野田市立山口東京理科大学, 共通教育センター, 准教授 (20343022)
福田 紀男 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (30301534)
小比類巻 生 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (40548905)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,420,000 (Direct Cost: ¥13,400,000、Indirect Cost: ¥4,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2023: ¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
Fiscal Year 2022: ¥7,020,000 (Direct Cost: ¥5,400,000、Indirect Cost: ¥1,620,000)
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Keywords | 骨格筋 / カルシウム / 筋萎縮 / リアノジン受容体 / 機能性表示食品素材 / ライブイメージング |
Outline of Research at the Start |
骨格筋の萎縮・肥大機構を理解するために、1) 坐骨神経切除による筋萎縮の過程をCTで筋肉量などを測定し、回復過程をギブス固定法で誘発し、肥大を観察する。再生過程はMRIで撮影する。2) 生体内の骨格筋に新たなイメージング法を確立し、Ca2+濃度とサルコメア長を観察し、CT結果と関連性を明らかにする。3) 400種以上の機能性食品素材をスクリーニングは、C2C12細胞を用いて行う。促進効果があるものは個体レベルで検証し、筋萎縮抑制や肥大促進の可能性を探る。
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Outline of Annual Research Achievements |
健康を維持するためには、「適度な運動とバランスの取れた食事(栄養)」が推奨されている。筋力低下を防ぐために運動は重要であるが、運動することが困難な高齢者などにおいては運動の効果を栄養で補充できるよう、骨格筋の萎縮を防ぎ機能を改善する機能性食品が必要となる。筋活動を維持することは、肥満や骨折を予防するだけでなく、健康寿命の延伸にも極めて重要である。 骨格筋の萎縮を防ぎ、機能を改善することを目指し、新たに開発する生体内骨格筋in vivoイメージング法を用いて、従来は不可能であった筋萎縮過程の横紋構造とオルガネラ内(ミトコンドリア、小胞体)のCa2+動態を高精度に計測・解析析し、骨格筋の機能維持・改善する分子メカニズムを明らかにすることを目指している。 前年度に引き続き、本研究の目的である骨格筋in vivoイメージング法の確立を進め、遺伝子型の蛍光プローブを骨格筋に発現させるための実験系の確立を行った。今年度は、骨格筋への遺伝子導入を安定化させた。また、生きたマウスの骨格筋を乾燥させずに正立顕微鏡下で観察することが可能となった。筋肉の横紋構造の最小単位であるサルコメアを可視化することに成功した。現在、呼吸による動きを最小限に抑えるための改良を行っている。 加えて、今年度から参加した研究分担者(木村)と協力し、次年度の研究計画「機能性食品素材のスクリーニング」に必要なPCで制御可能な溶液交換システムの構築に取り組んだ。試作のプロトタイプは完成し、さらなる改良により完成度を高める作業を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
生きたマウスの骨格筋の最小単位であるサルコメアの可視化に成功し、本研究計画の柱である生体内骨格筋in vivoイメージング法が概ね確立できたため
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画の大きな変更は予定していない。当初の研究計画に沿って次年度も研究を推進し、研究期間内に最大限の成果が得られるよう努める。
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Report
(2 results)
Research Products
(14 results)