Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
ソフトウェアによるパケット処理性能を10倍に高める。6G通信は30年代における重要基盤であり、完全自動運転やデジタルツインなどの革新技術の礎となる。その舞台裏では、超低遅延通信や超多接続通信といった多様な要件に対応できる、「極めて柔軟性の高いネットワーク基盤」が中心的な役割を果たす。そこで「クラウドネイティブなネットワーク基盤」への期待が高まっているが、パケット処理性能が「一桁以上」劣化する点が致命的である。本研究では、クラウドネイティブな性質と専用機器相当の性能を両立するため、「組み合わせ可能な五つのソフトウェア/ネットワーク技術」を実現する。