Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
カメラの絞り面の透過率を任意のパターンで電子的に制御する符号化開口法を軸に、フレームレートを超える速度で光学的な符号化パターンを制御することで、動きのある光線情報の効率的なセンシングをめざす。符号化された信号を時間軸上でセンシングするため、画素単位の露光を高速に符号化できる特殊なイメージセンサや輝度変化を非同期に検出できるイベントセンサを活用する。また、ニューラルネットワークに基づく最新のアルゴリズムおよび3次元映像表現を活用することで、高い映像品質を達成する。これらの取り組みを通して、光線空間に内在する冗長性の解明や、視覚情報センシングの新たな局面の開拓に結びつける。